1921共演:五味 こずえ(ピアノ)

アーティスト名 / パート

谷口 睦美(TANIGUCHI Mutsumi) /声楽(メゾソプラノ)

出演する公演番号

19,21,83

高知県出身。東京芸術大学卒業。同大学院独唱科修了。
同大学卒業時、同声会コンサートに出演。
第47期二期会マスタークラス修了。修了時優秀賞を受賞。
二期会プロフェッショナルコース修了。

オペラでは『カルメン』タイトル・ロール、『ノルマ』アダルジーザ、『ドン・カルロ』エボリ公女、『コシ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ、『フィガロの結婚』マルチェリーナ等を歌う。コンサートではベートーヴェン「第九」ヴェルディ「レクイエム」、ヘンデル「メサイア」等のソリストを務める。

2006年4月、二期会オペラデビューとなったペーター・コンヴィチュニー演出『皇帝ティトの慈悲』セスト役で大成功を収め、彗星のごとく現れた逸材に数多く賞賛の声が寄せられた。

2007年9月に産経新聞社主催「オペラの華」コンサート・シリーズの≪カルメン・ハイライト≫においてタイトルロールで出演したほか、同年12月には新国立劇場公演「はじめてのオペラ〜カルメン〜」に主役で抜擢され絶賛を博した。

最近では2008年6月、東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』作曲家役で出演し、清新さ溢れる歌唱と演技で観客を魅了したばかり。
コンサートでは2008年3月、東京交響楽団モーツァルト「C-moll ミサ」に、『皇帝ティトの慈悲』を指揮したユベール・スダーン氏により抜擢され、期待に応える歌唱を披露。同氏とは09年3月にも東京交響楽団定期演奏会において、シューベルトの付随音楽「キプロス島の女王ロザムンデ」での共演が決まっている。またテレビ朝日「題名のない音楽会21」にも出演し、艶やかな『サムソンとデリラ』デリラの名唱が視聴者からの反響を呼ぶなど、華のある舞台姿と存在感に注目が集まっている。

本年11月1日には早くも二期会ゴールデンコンサートに抜擢され、初めての本格的なリサイタルを行う。

将来、二期会のみならず日本を代表するメゾ・ソプラノに成長するべき、久々の大型新人誕生との呼び声も高く、国内外から大きな期待が寄せられている。
二期会会員。