(C)Marco Borggreve

アーティスト名 / パート

菊池 洋子(KIKUCHI Yoko) / ピアノ

出演する公演番号

18,41,64,77

菊池洋子は、2002年第8回モーツァルト国際コンクールにおいて日本人として初めて優勝して一躍注目を集めた。その後、2003年にザルツブルク音楽祭のモーツァルト・マチネに出演するなど国内外で活発に活動を展開し、いまや実力・人気ともに日本を代表するピアニストの一人である。

これまで、国内の主要オーケストラとの共演はもとより、国際的にもリサイタル、オーケストラとの共演、室内楽演奏会で成功を収めている。とりわけ、2004年ライプツィヒ弦楽四重奏団との日本ツアー、オーケストラ・アンサンブル金沢のアジア・ツアーのソリスト、アフラートゥス・クインテットとの共演及びレコーディング、2008年アンサンブル・ウィーン=ベルリンメンバーとの共演、2009年には、モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲をフォルテピアノとモダンピアノを用いて演奏するといった意欲的な企画に取り組み好評を得た。2010年には、チューリッヒ・トーンハレでのリサイタルが絶賛を博し、ホルンの名手ラデク・バボラークとレコーディングも行った。2011年には、とりわけシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭やパレルモ音楽祭への参加などで絶賛を博した。

これまで、CD録音も活発に行い、これまでモーツァルト・アルバムをエイベックスより3枚、オクタヴィアより室内楽アルバムをリリースしている。最新版は、小品集「ロマンティック・アンコール」(エイベックス)。第17回出光音楽賞受賞。