34 | 10/11(土) 12:15-13:00 イズミティ21/H.小ホール |
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波多野睦美(メゾ・ソプラノ) HATANO Mutsumi
つのだたかし(19世紀ギター) TSUNODA Takashi
35 | 10/11(土) 14:30-15:15 イズミティ21/H.小ホール |
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波多野睦美(メゾ・ソプラノ) HATANO Mutsumi
つのだたかし(19世紀ギター) TSUNODA Takashi
77 | 10/12(日) 19:30-20:15 イズミティ21/H.小ホール |
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波多野睦美(メゾ・ソプラノ) HATANO Mutsumi
タブラトゥーラ(古楽器バンド) TABLATURA
宮崎大学教育学部卒業後、ロンドンのトリニティ音楽大学声楽専攻科を修了。1990年、イギリス・ルネサンスのリュートソング演奏で印象的なデビュー。その後イタリア、スペインのバロック歌曲から日本・イギリス・ドイツ・フランスの近現代の歌曲を重要なレパートリーとしてコンサートやCD録音を行い、陰影に富む表情、心に残る人物像の表現で独特の存在感を放っている。
リュートソングではJ.ダウランドの作品を中心にリュート奏者つのだたかしと日本、イギリスでコンサートを重ね、ケンブリッジ、リンカーンなど各地の古楽フェスティバルに出演。現地のメディアから絶賛を浴びた。宗教音楽を演奏する《アンサンブル・エクレジア》、古楽器バンド《タブラトゥーラ》の多くの国内外公演、CD録音に参加。
オペラのジャンルでは『ダイドーとエネアス』(パーセル)の女王ダイドー、『オルフェーオ』(モンテヴェルディ)の音楽の精、『イポリートとアリシ』(ラモー)の王妃フェードル、『イドメネオ』(モーツァルト)の王子イダマンテなど深い心情を秘めたドラマティックな役を演じ、高く評価されている。
《アンサンブル・ボレアード》《バッハ・コレギウム・ジャパン》など古楽オーケストラとの共演も多い。
日本の近現代歌曲のプログラムにも積極的にとりくみ、2001年アメリカでの中日韓米世界平和祈念コンサートで間宮芳生の「セレナーデⅢ」を世界初演(05年に再演)。03年のコンサート「美しい日本の歌」は清新なアプローチで話題を呼んだ。
2002年からはドイツ歌曲に取組み、フォルテピアノ、19世紀ギターとともにシューベルト、モーツァルトのプログラムのコンサートを開いている。2005年からは自らプロデュースする、王子ホールでの「歌曲の変容シリーズ」をスタート。
CD作品も数多く「涙の形」(エヴリン・タブとのトリオ)「優しい森よ/ダウランドのリュートソング」(レコード芸術特選盤)「古歌」「サリー・ガーデン」などのリュートソング、アンサンブル・エクレジアの「モンテヴェルディ 祈りの歌」「イギリスの古いキャロル」、ギターの伴奏による「アルフォンシーナと海」、寺神戸亮指揮による「ひとときの音楽」、ピアノとの「美しい日本の歌」などがある。2004年にはつのだたかしとの共著「ふたりの音楽」を発表している。