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■福田進一(ギター) FUKUDA Shin-ichi (guitar)
6 76 ・23,24でデュオ・プリマと共演
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1955年大阪に生まれる。12歳より斎藤達也に師事、ギター奏法と音楽の基礎を学ぶ。
78年パリ・エコール・ノルマル音楽院にて、A.ポンセにギターを学ぶ。また音楽学、和声楽、楽曲分析をN.ボネに師事し首席で卒業。さらに80年イタリア・キジアーナ音楽院にてO.ギリアに学び、最優秀ディプロマを受賞する。
81年パリ国際ギターコンクールで優勝。一躍注目を集め、さらに内外で輝かしい賞歴を重ねた。すでに、デュトワ指揮NHK交響楽団をはじめとする内外のメジャーオーケストラとの協奏曲、ジャズの渡辺香津美などジャンルを超えた一流ソリストとの共演は常に話題を集め、常に絶賛を博している。
2004年〜05年にかけては、世界15カ国の主要都市に招かれリサイタルを開催、数多くの国際ギターコンクールに審査員としても招かれた。また、05年8月には山形県庄内町「響ホール」にて開催された“庄内国際ギターフェスティヴァルin響”の音楽監督を務め、第1回にしてフェスティバルの名声を国際的に高めることに成功した。キューバの生んだ大作曲家L.ブローウェルは、「かつて聴いたことのない真のヴィルトゥオーゾ、そして“音楽”家である」と称賛し、「悲歌〜イン・メモリアム・タケミツ(96年)」を献呈、06年には新作「ハープと影」を献呈、5月の日本での世界初演に引き続き台湾、ドイツ、フランスなど各国で初演する。また、現在福田のために新作の協奏曲を作曲しており、07年1月にドイツで世界初演される事が決まっている。
06年2月には野平一郎作曲の大作「悲歌集」を津田ホールで世界初演するなど、19世紀ギター音楽の再発見から現代音楽までのボーダーレスな活動は世界的な評価を獲得している。
発表したCDはすでに50枚に迫り、近年ではスペイン音楽第2集「セビリア風幻想曲」、スペイン音楽第3集「アルハンブラの思い出」をリリース、いずれもレコード芸術誌では超特選盤との評価を得た。殊にスペイン音楽第2集「セビリア風幻想曲」は、平成15年度第58回文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。3月には「ヴィラ・ロボス&ポンセ作品集(マイスターミュージック)」、6月には「ロッシニアーヌ(コロムビア)」などをリリースする予定となっている。
ますます精力的に活動の場を広げるスーパー・ギタリストである。 |
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